オクレー

133 本当にあった怖い名無し sage New! 2006/11/24(金) 00:16:17 ID:noRAAJ830
初投下です。文章下手ですが多めに見てください。
まだ小学校に宿直制度があった時の話。
ある小学校に田中というとても真面目な教師が赴任してきた。
彼は教頭から色々と学校について説明を受けたが、どうしても納得がいかない点が一つあった。
それは、『宿直の際に理科準備室は見回らなくて良い』ということだ。
彼は本当に真面目な人物だったので、そんなことは納得がいかなかった。
そうこうしている内に、彼の宿直の番が回ってきた。
彼は木刀と懐中電灯を持って校舎を見回っていたが、特に怪しいところはなかった。
そして─彼は例の教室の前に立った。
学校が建てられた当時からまったく改装されていないその部屋は、外側から覗く
だけでも不気味な様相をかもしだしていた。
『いや、学校の為だ。ここに不貞の輩が潜んでいるかもしれん』
田中は思い切って理科準備室の扉を開けた。古くなったホルマリンの匂いが鼻をつく。
中にはアルマジロや、タカの剥製、人体模型などが並べられており、
天井から白熱灯が吊るされていた。
辺りを見回したが、誰かが潜んでいるようすもない。
『よし、これで他の先生も安心して見回りが出来─』

その時、彼の耳元で声がした。


オ ク レ─


次の日、いつまでたっても出勤しない田中先生を心配して、教頭が学校中を探し回った。
教頭は理科準備室の扉が少しあいているのを見つけて、中に入った。
そこには、変わり果てた田中先生の姿があった。
彼は内臓を全て失っていた。
教頭はため息をついて、辺りを見回した。そこには折れた木刀と、明らかに配置のおかしい
剥製たちがガラスの眼を光らせていた。
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