トンネル

942 名前: トンネル 04/03/31 23:29

従姉の友達のお父さんから聞いた話。なので又又訊き。
似たようなのが激しくガイシュツだったらスマソ・・・

夜に入ってはいけないといわれてるトンネルがあったという。
従姉の友達のお父さんが若かった頃、友だち4人とそのトンネルに
肝試しに行くことになった。

そのトンネルは、ちょっと人里から離れた山の中にあって、1台の車に
みんなで乗り合わせて行くことになった。
電燈なんてもちろんなく、辺りは真っ暗。
大勢できたもののやっぱり怖くなって、車に乗ったままスピードを落として
トンネルを通過してみることになった。


943 名前: トンネル 04/03/31 23:34

トンネルの中をそろそろと車が進む。
しかしこれといって不思議なところはない。
半分ほど進んで、なんも起こんねえなあ、なんて車内で話してたところ・・・

ドゴンッ!!

突然の衝撃音。何ごとかと思って外を見ると、助手席側の窓に男が
張りついている!!
慌てて車を急発進させようとすると、いきなりエンスト。
車はうんともすんともいわなくなってしまった。
一同はパニックになり、車を飛び出した。
トンネルを一目散にぬけて灯りもない山道を無我夢中でひた走る。
どうにか山のふもとの村まで辿り着いて、民家に助けを求めたあと
初めて気がついたんだ。

一人たりない。

逃げている途中ではぐれてしまったのだろうか?
いや、Yは助手席に座っていた。
男が貼りついていたのは助手席側の窓だったから、逃げだせなかった
のかもしれない・・・。
みんな自分のことで精一杯で、誰がどうしてたかなんて全然覚えてなかった。


944 名前: トンネル 04/03/31 23:38

やばいよ、助けに行かなきゃ、ということになったのだが村人たちは
そんな彼らを必死になって止めにかかった。
村人曰く、
「あそこは夜は絶っ対だれも近寄らないんだよ!夜が明けてから行った
ほうがいい!!」
結局村人たちにおしとどめられ、一睡も出来ないまま村で朝を迎えた。

昨夜は転げるように降りてきた山道を登って、例のトンネルへ向かう。
車は昨日エンジンが止まったのと同じところにぽつんと、とまっていた。


945 名前: トンネル 04/03/31 23:42

Yは無事だろうか?みんな小走りで車へ近寄る。
Yは確かに車の中にいた。だが・・・

あらぬかたを見つめて、けたけたと笑い声をあげていた。

そんな彼は今でも精神病院にはいってるとかいないとか。  終わり―
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