鋏供養 プロローグ

322 :オオ○キ教授 ◆.QTJk/NbmY :2008/09/04(木) 23:24:28 ID:Dy1HDJvD0

鋏供養 プロローグ 1/2

長い話を引っさげてお邪魔します。
しかもこの話…ほんの少しだけラノベ風味かも(汗)。


兄貴が久しぶりに帰ってきた。教授を連れて来て以来だと思う。
今回は単独。
お寺でも酒肉は禁止されてないらしいけど、帰ってくると、
「禁欲生活の反動でさあ」
と言いながら、飲みまくり、食べまくりの破戒僧ぶりを露呈する。
ま、いいけど。家族だし(笑)。



323 :オオ○キ教授 ◆.QTJk/NbmY :2008/09/04(木) 23:25:28 ID:Dy1HDJvD0

鋏供養 プロローグ 2/2

夜中までウダウダと飲み続けている兄貴と父のテーブルに顔を出すと、
「まあ座れ」
と、ビールの缶を差し出された。お休みを言いにきただけなんだけど(汗)。
「オオツキ教授の運転手は楽しいかい?」
と聞かれて、複雑な気分になる。
実際、もう今回でやめると何度思ったか知れないのに、呼び出されると、ついつい好奇心が動いてしまうんだ。
「まあ…ぼちぼち」
と答える。

すると、兄貴は急に真面目な顔になって、持って来たカバンの中をごそごそとさばくりだした。
「今度行くところは障りがあるっていう話だから、これを持ってきた」
手渡されたのは、よくあるお守り。
でも、このお守り、表に何も書いてない。普通は何か文字が書いてあるでしょ?【交通安全】とか、ただの【御守】とか。
「これ、どんな効き目があるの?」
と聞いても、兄貴は馬鹿話に興じていて答えてくれなかった。
こんなことされたのは初めてだ…。なんだか不安になった。
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